2017年1月28日土曜日

スコットランドヤード ジュニア Scotland Yard Junior


・チーム戦の鬼ごっこゲーム。

<内容物と準備>

このゲームは怪盗「ミスターX」とそれを追う「刑事」の2つのチームに分かれて遊ぶゲームです。
3人の時は刑事チームが2人、4人なら各チーム2人ずつとなります。


ミスターXのセット


ミスターXチーム(最大2人)は、共有の得点ボードが1枚、各人に黒・青のコマ、そして目線を隠すバイザーを受け取ります。バイザーはゲーム開始から終了まで装着!
1人の時は使わないコマとバイザーは箱にしまいます。


刑事のセット


刑事チーム(最大2人)も、黄・白のコマと共有の得点ボードを受け取ります。
バイザーは無し。刑事1人の時は使わないコマを箱にしまいます。

チケット


ボードを移動する際に使う乗り物のチケットです。
各色1個ずつ、全員が受け取ります。


得点チップ


とりあえずまとめて脇に置いておきます。

ゲームボード

2つ折りになってるので、広げてコマを所定の位置に置きます。


初期配置はボードに記載済み。
黄色いコマは黄色のマスへ。青いコマは青いマスへ。

 <遊び方>

刑事もミスターXも、1歩ずつ移動していきます。


移動

全員、1つ隣のマスに移動できますが、その行き先をルートの色で示します。


このように、各色がチケットの色と対応しているので、ミスターXは・・・


刑事チームにばれないようにチケットを1つ手に握る。

その後、刑事チームも移動先を決める。こちらは隠さなくても良い。

 刑事チームの移動先が決まったら・・・


ミスターXは手を広げて、選んだチケットを見せる。

そして、全員が一斉に移動する。

なお、「移動しない」という選択も可能。(ミスターXはチケットを握るフリをする)


逮捕or逃走

移動後、刑事チーム・ミスターXチームのどちらかに、得点チップ1枚が与えられます。


移動した結果、刑事とミスターXが同じマスにいる場合は刑事チームの勝ち。
一人でも捕まえればOKです。


刑事チームの得点ボードにチップを1枚乗せます。
チップが3枚乗れば刑事チームの勝ちでゲーム終了。


捕まらなければミスターXチームの勝ちとなり、ミスターXチームにチップが1枚。
こちらは9枚集めたらミスターXの勝ちでゲーム終了。

<感想😑>

最初はミスターXを親がやるのが良いでしょう。
チケットを握った後、刑事役が色々カマをかけて探ってくるのを上手に躱します。
このゲームは大人向けの「スコットランドヤード」を子供向けにしたバージョンで、かなり簡略化されていて、本家と特に違うのは、ミスターXが姿を隠していないこと、どちらも移動できる条件に違いが無いことです。
それでも「どこに逃げるかな?」という根本の探り合いはそのままです。
何手も先を読んだ動きはありませんが。

娘も5歳半を過ぎ、幼児向けから脱却すべく買ってみたけど、思いの外娘の評判はよろしいです。

ところで刑事側は移動チケット要らないんじゃないかなこれ。
好きな場所に一歩動く→ミスターXが手を開くで充分成り立つ。
チケット使うのは本家の名残ですかね。気分は出ますが。


<おまけ>


ペラペラの紙ですが、「スコットランド東京・スペシャルビギナーズルール」がオマケで同封されています。
・初期配置(写真の通り)にコマを配置
・ミスターXは一人(黒)。刑事は3人まで。
・3、9、12回目の移動時はミスターXが消える。
・刑事はボート(黒)に乗れない。
・ミスターXは1回だけ2歩動ける。
・ミスターXは2回だけ移動先を秘密にできる。
・ミスターXの移動ルートは紙に書く。

ということのようです。5歳には難しそうなのでまだ遊んでませんが。